何で造るのか 何で造るのか

Good for the body身体に良い素材とは

オーガニックな家に暮らす

オーガニックは、有機と同じ意味です。

農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法をさします。

オーガニックが広まることにより、人や動植物、微生物などすべての生命にとって、平穏かつ健全な自然環境・社会環境が実現します。

多くの人は「化学農薬や化成肥料を使わないで、食品の安全性を高めること」と答えるでしょうか?しかし残念ながら、食品の安全性というのは、オーガニックの目的ではなく結果に過ぎないのです。

オーガニックに何を求めるか? それは人それぞれ、「安全」「健康」「美味しい」「綺麗」などなど、どのように考えてもいい。でも忘れてならないのは、私たち人間は微生物や植物がいなければ生きていけないという事実です。

微生物が自然界にある有機物を分解し、それを植物が吸収して育ち光合成で栄養を作る。私たち人間を始めとする動物はそれを食べて生きている。土の中でも水の中でも地球上の生命はすべて食物連鎖でつながっています。つまり、私たち人間が末永く健康であろうと願えば、微生物や植物の生存環境(汚染のない水・大気・土)を考えないわけにはいかないのです。ゆえにオーガニックは、化学農薬・化成肥料、そして環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を避けて、自然のままの健全な食物連鎖を目指すのです。

現在、日本において、国がオーガニック基準(有機JAS規格)を決めているのは、「有機農産物」「有機加工食品」「有機畜産物」「有機飼料」の4種類です。

栽培方法、使える肥料、製造方法、使える食品添加物などの公的基準です。

一方、国でオーガニック基準を定めていない水産物、コットンなどの繊維、コスメティクスなどは、表示責任者が、「有機」「オーガニック」の根拠を持って表示します。

とくに近年、「オーガニック」という言葉は、”モノ”だけでなく、住居や音楽にも使われています。

これは、健康や環境への配慮が食べ物だけにとどまらず、あるがままの自然なライフスタイルを目指す方が増えてきたということでしょうか。

アズ建築工房では、家族が安全に健康で暮らしていけるようにオーガニック素材を使用した家づくりを提案しております。

High value material価値の下がらない素材

ビンテージバリューの素材を使用

「ビンテージバリュー」という価値は、時が経つのに伴って深まって行く価値、変わらない価値のなかには、日々のメンテナンスや何年かに一度のメンテナンスをしっかりと行っている価値というものが含まれているのです。

定期的にちゃんと手入れされているものが、その価値をとどめるのです。

皆さんは「メンテナンスフリーの商品です。」と言われた時、どのようなイメージを持ちますか?

おそらくほとんどの方が「手入れが要らない便利な物」と想像するでしょう。住宅の場合も同じで住宅販売会社のほとんどが新建材の家を「メンテナンスフリーの家ですよ。」と言って宣伝しています。

「メンテナンスフリー」という言葉は、この長く使い続けられるという価値観から見れば「手入れが要らない・・・」ではなく、『手入れする事ができない、使いっぱなしの商品』、言い換えれば『ダメになったら交換するしかない使い捨ての商品』ということです。

こんな材料で建てられた住宅が、その資産価値をとどめる事など決してない事が容易に想像できるのではないでしょうか?

家の価値を考えた場合、その期間は大変長いものになります。その数十年の間、ちゃんと手入れが出来る材料で建てる事が大切なのです。つまりは「メンテナンスフリーの家」ではなく『ちゃんと手入れが出来る家』がその価値をとどめるのです。

注目すべきはドア、ドア枠、窓枠などの内法材、
そしてフローリング材。Attention point

住宅の構成部材は構造体と仕上げ部材に分かれます。そして仕上げ部材は外部側は外壁と屋根、内部は天井、壁、床に分かれます。

これらの構造体と仕上げ部材も、出来うる限り本物の材料を使いたいものですが、現実には予算が限られます。そこで注目すべきが内部の仕上げの面材そのものではなく、それを枠取っている部材です。 つまりは簡単に言えば新建材を使っている場所です。

具体的に言えばドア本体、ドア枠、窓枠、巾木、廻り縁などです。これらの当たり前のように新建材を使ってしまっている部材を、無垢材に変え、塗装する場合は現場塗装するようにしただけで、その家の価値は下がらなくなります。

そしてフローリング材。

昨今では無垢のフローリングでもさまざまな樹種や厚さの物があり、ご予算に合わせて選択する事も可能なのです。ただし無垢材には無垢材の特徴や欠点、メンテナンスなどが関わってきますので、プラスチック製の新建材のような物とは違うのだという事を承知して使う事が大前提です。

注目べき場所を、実際ご覧になりたい方は、こだわりの詰まったアトリエへお越しください
矢印 アトリエ