スキップフロアとは?

どう造るのか

 スキップフロアとは、フロアの高さを半階分ずらしながら連続する階を、1階から2階ではなく1階から中二階、中二階から2階へと2段階で構成する建築方法です。

 もう少しわかりやすくいうと、中二階という途中階の空間を作り、フロアに段差をつける建築方法です。

 この方法を用いて建てられた家をスキップフロアの家と言います。

 スキップフロアは1カ所だけの場合もありますし、中2階、中3階、半地下など、何カ所も構成する場合もあります。
 
 スキップフロアは、フロアの高さを半階分ずらすことで高低差をつけます。

 つまり目線にも高低差が生まれるので実際の床面積よりも広く感じさせる効果があります。

 また、階段の昇降はあるものの部屋同士や廊下などの仕切りとして壁を使用しないので、開放的な空間を演出でき日常生活における動線も短縮する事ができます。