SDG’Sを目指して -11
2021.09.06
category:
ブログ
国は補助金を出して、何とか人の流出を食い止めようとしました。
心ある人はボランテイアを募り、自ら山に入り荒廃を食い止めようとしました。
林業家も過去、幾多の国産材利用の推進運動を繰り広げてきました。
しかし、それらも有効に機能することなく、現在もさらに荒廃が進みつつあるのが現状です。
以上が、「今の地球環境の問題」「今の国の姿勢」「今の郷土の山の状態」です。
お分かりいただけたでしょうか?今の地球環境を考えると、地球温暖化防止のために二酸化炭素を削減しなくてはならない。そのために各国が協調する中で日本も6%削減を国際的に約束してしまっている。国はその内の3.9%分を「人工林」の積極伐採によってまかなおうとしている。しかしながら、国産材の需要が少ないために林業は衰退し、山は荒廃している現状である、ということです。
つまりこのままの状態では、日本は国際的な約束は守れないし、地球環境はますます悪化していってしまう、ということなのです。