『ハーレイ・トライクと共に暮らす家』-対案Ａ-2

１階平面　：　最大の特徴は中央の南北一杯に建物を配する事です。

そもそもこの敷地の日照は、南側の建物のせいで4ｍくらいまでは望めません。それならばあえてストレートにガレージにして進入路から負担なく納められるようにして、そこを２階以上の吹き抜け空間にする事で日照を確保したのです。

敷地の条件によっては、このように敢えて２階からの日照だけを優先す場合もあるのです。ただし、その場合は内部がどのような空間かが大事になって来ます。個室では日照を十分利用する事は出来ません。

これは敷地の都会的な使い方と言えるかもしれません。境界一杯迄フェンスをしてその内部を使うという手法は、狭い敷地の場合は、有利に働きます。

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