オーガニックは高価なのか?
なにで造るのか
外国産と国産を比べた場合、日本は人件費や資材費、燃料費など生産に係るコストが高いため、価格が割高になるのは当然です。
しかし、国産のオーガニックと一般を比べた場合、すべての品目で前者が割高とは限りません。
例えば、1000円/100gを超える高級煎茶のほとんどは、オーガニックではなく一般品です。
通常、食品の価格を決める要素は、生産コスト、流通経費、店頭での回転率(売れやすさ)、市場性や希少性など様々です。
もし、日本のオーガニック食品が高いとするなら、先に挙げた要素のいずれかが作用しています。
オーガニック茶が、1000円/100gをなかなか超えられないのは、消費者の多くがねっとりとした甘みのある茶(窒素過剰な土地で育つ)を高級と判断するためで、市場性が関係しています。
2010年、OMR(オーガニックマーケットリサーチ)が、有機農産物市場に関する最新の調査結果を発表しました。
詳しい分析・解説は、そちらをご参照ください。