一昨夜、夜中に児童相談所にやってきた児童に、担当職員が保護せずにインターホン越しに交番に行くように言い、女児は交番で保護されたという。

家庭内で問題があった子に対して社会で守るというシステムは随分と進歩したと思う、しかし実際に対応する人間自体がまったく自分のすべきことを理解していない。

これではせっかく作ったシステムも組織も、まるで機能しない。

このことは行政全般に言えないだろうか？

書類などが必要で役所に行くとその対応は30年前とはまったく違ってすばらしい対応である、接客だけは・・・であるが。

その実、肝心な書類提出までの時間やその中身はデジタル化されだけで、何も進歩していない。

人間が行う作業そのものは、むしろ退化しているのだ。

表向きの対応や接客だけに騙されてはいけない。

むしろ、その中身が問題なのだ、何処まで行っても人間なのだ！！