地域工務店の家造りは本当に時代遅れなのか?
2026.03.25
category:
ブログ

- 「産業廃棄物」としての住宅、その終末の真実
現代の高性能住宅を解体する現場を想像してみてください。
そこにあるのは、再利用不可能な「ゴミの山」です。
グラスウールや発泡プラスチックの断熱材、何種類もの化学物質を混入した接着剤で固められた集成材、塩化ビニールのクロス、そしてそれらを強固に接着したボンド。
これらは複合素材であるがゆえに、解体時に分別することが極めて困難です。
結果として、その多くが「混合廃棄物」として高額な費用をかけて焼却されるか、あるいは埋め立て地に運ばれます。
一方、昭和の時代から続く大工の家は、構造がシンプルであり、素材が純粋です。
柱は無垢の木、壁は土と藁、屋根は瓦、建具は木と紙。これらは解体時、容易に分別できます。
木材はバイオマス燃料やチップとして再資源化され、土壁は再び土に還り、瓦は砕いて路盤材になります。
「出口(廃棄)」が美しいこと。
これは、計算上の断熱数値よりも、地球環境にとっては遥かに重要な意味を持ちます。
地元大工の家は、壊された後も「資源の循環」の中に組み込まれているのです。





岡崎の家
丸塚の家
市野の家
元天神の家
幸の家



