循環型社会の家造り-13
2019.01.21
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ブログ
1-5、そもそも「木材」とはどういうものか?
植物が地球上で唯一二酸化炭素を吸収してくれているということはご存知でしょう。
これを具体的にいうと
「樹木は大気中から二酸化炭素として炭素を吸収し、太陽エネルギーと水とによって体内で炭素をセルロースやリグニンという炭素化合物に変え、自らの体を作っていく。」
ということです。
つまり木材は大気中の二酸化炭素が炭素化合物として固まったもの、と考えればよいのです。
そしてこの炭素化合物は燃やしたとき以外は二酸化炭素に戻ることはありません。
その炭素化合物で無数の細かいストローを束ねたように繊維を作り、体中に水を運びます。
木の種類(これを樹種と呼びますが)によってこの繊維の大きさや成分が違うために、木目や強度や硬さなどの特性に違いが出るのです。