循環型社会の家造り-17

2019.01.22
category: ブログ

 「家の強度」と言ったとき、まっさきにイメージされるのは地震に対する強さではないでしょうか。

地震のときに建物にかかる地震力は、建物の重量に加速度を掛けたものです。
ですから重たい建物ほど作用する地震力は大きく、軽い建物ほど作用する地震力は小さくなります。

つまりは軽い建物こそが地震に強い建物なのです。

 ということは住宅の構造材の重量だけを比べてみれば、「木材」が地震に対していちばん強い材料だと言えるのです。

 「木は燃えるから火事になったら危ない」

よく言われる言葉です。

 たしかに木は燃えます。

しかしながらその事と火災の際に危険かどうかは別の問題なのです。