SDG’Sを目指して -46【なぜ今、パッシブ住宅なのか?】

2021.09.22
category: ブログ

①夏モードの室内通気・・・

まずは室内に「風を入れ―分配して―通過させ―出す」ということからです。

風を上手に取り込むためには、その地域の気候条件を把握し、特に夏場の風向きを考慮したプランニングをすることです。

一般的には夏場の晴天時は、常に南西側からの風があります。これをなるべくストレートに室内に導けるように、開口部の位置と大きさを考えます。この風がなるべく直線的に抜けていけば風量は増します。ですから対角となる北東側には当然、風の出口としての開口部を設けることになります。