SDG’Sを目指して -77【なぜ今、のびやかな空間なのか?】
2021.10.10
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ブログ
この開放的な「間」の発想からスタートすると、逆に生活の中で24時間孤立した部屋が本当に必要かどうかを考えることになります。
「子供室は個室で・・・。」と何の疑いもなく言われていますが、はたして子供が遊んでいる空間や勉強している部屋が、周囲から孤立してなければならないでしょうか?
「寝室は当然個室で・・・。」と言われますが、昼間も閉め切っていなければならない理由などどこにあるのでしょうか?
突き詰めるとトイレや浴室でさえ、使用している時以外は閉め切る必要がないことがお分かりいただけるのではないでしょうか?
ただし、この開放的な間取りが機能するためには、開放された空間に視線や動線の考慮が充分なされていることが大前提となります。