近くの山の木で家を造るという事

なにで造るのか

私達の郷土、遠州地方浜松市の山と言えば天竜です。
 古くから吉野、尾鷲と並んで「日本三大美林」に数えられる天竜は杉の産地として特に有名です。
 せっかくこのような全国に誇れる杉の産地でありながら、その事も知らず、活用もできていないという事実は悲しむべき事ではないでしょうか?

 アズは浜松市の郷土の工務店として、この天竜杉の存在を知らせ、活用すべき義務をおっていると考えています。

 環境問題のために輸送のエネルギー負荷をかけないということであれば、何よりも建設地の近くの木を活用すべきなのです。

 つまり浜松で「木の家」を建てようとするのであれば、地元の木、天竜材を使うべきなのです。

 ましてや外国産の木を輸入し、さらに加工して接着した集成材を使うということは、どれほど環境に負荷をかけ、郷土のためにもならないのかを考えていただきたいのです。