家の中をどう造るかより、敷地全体をどう使うかが大切。
どう考えるのか
住宅のプランニングを始める時の前提になる条件がそれぞれの敷地にはあります。
それぞれの住宅における敷地の大きさを始め、方角や接道条件などがそれです。
住宅の建築物をどう造るのか、では解決できないそれらの前提条件からプランニングは始められるべきなのですが、実はその考察を充分におやりにならずに、感覚的に室内の間取りから始めてしまう方が圧倒的に多いのです。
住宅をイメージする時感覚的に理解されている場合も多いのですが、駐車場の取り方や、庭の理想の使い方などを順にお聞きしていくと、当初考えていた配置や部屋の位置ではそれが実現できない例も多くでてきす。
これは具体的に敷地の形や向きや道路の条件などだけを抽出してみて敷地全体の理想的な使い方からお考えになっていないためにおこる事なのです。
まず、ものごとは大きく考えることから始めるものです。
住宅をプランニングする際も「木を見て森を見ず!」にならないように、ご注意ください。