「スキップフロア」聞いたことは有りますか？

　それは、1階でもなく2階でもない空間をそれぞれの階とつなげたもの、といったところでしょうか。

　リビングに併設したスキップフロアをスタデイルームとして使ったり、リビングそのものを2階空間とつなげるために設けたりします。

　これも大きな家だからできる事ではなくて、むしろ小さな家で上手に使うことで空間をより広く、機能的にすることができるものなのです。

　1階から2階へのスキップフロアは、階段の踊り場を大きくしたものから発想すれば良いでしょう。
　2階のスキップフロアは、下部を解放することで1階の吹抜け部になります。

　またこの中二階部は小屋裏のスペースを収納庫に変える画期的なものなのです。

　いずれにしても、1階は1階、2階は2階としてだけ考えていてはダメなのです。

　家をひとつの空間として、上下を含めてどう分けて使うかを考えてみてください。