パッシブデザインで家を造る
どう考えるのか
パッシブを訳すと「消極的」でアクテイブ(積極的)の対語である事が分かります。
つまり住宅建築の世界では、住宅を機械や電気、石油エネルギーを積極的に使って暖房冷房するのと対極の考えで、機械や石油に頼らずに自然の力をいかに上手に住宅に取り入れるかで、夏涼しく冬暖かい住宅温熱環境を造る工夫をいいます。
今までは住宅の「省エネルギー」といえば冬場の石油削減のことばかりで、いかに暖かい住宅を造るかしか評価されませんでした。
しかしながら、昨年起きてしまった悲しい大震災と原発事故のために、これからは住宅の夏場の節電が一大目標になって行くはずです。
まさに数百年前に吉田兼行が著した「家のつくりようは夏をもって旨とすべし。」という教えを実践し、いかに夏涼しい住宅を造るのかを考える時代になったのです。
アズでは、具体的に次にあげるようなパッシブデザイン手法の住宅をご提案しています。