自分で長いことやってる商売ながら、今日のように寒い日に外で働く職人さん達とそれを管理する自分の職業に、なんだか鼻高な感情を持ってしまいます。

決してデスクワークや工場の室内で働く人たちを下に見てと言うことではありませんが、やはりこの寒い季節に外で働くと言うのは本当に大変で、それを一生懸命している人達はほんとうに偉いと感じてしまうのです。

そんな人たちを管理する仕事を30年以上やっていて、おそらく他の業者よりは現場にいる時間が長い自分は、自分でも誉めて挙げたいと思ってしまいます。

自分はこんな感覚を持って仕事してましたが、問題はこの感覚を次の代の人は理解できるか、ということ。

寒かろうが暑かろうが、現場は現場、社内は社内、それぞれやるべき事だけをやっていればいい。

確かに基本はそうでしょうが、寒い時に外部で働く人に一声「ご苦労様」と言う声をかけ働いてもらうと言う気持ちの大切さも理解してほしいものです。

これだけで仕事の丁寧さが変わります。

細やかな感謝の念は必ず伝染するのです。

まず自分から、すべてのものに感謝の念をもって生活したいものです。