SDG’Sを目指して -55【なぜ今、パッシブ住宅なのか?】
2021.09.27
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2-8、『季の家』における冬場の「パッシブシステム」=「二重通気工法」
『季の家』は夏モードと冬モードの切り替えができる家です。では、どのようにしてその切り替えを行うのでしょうか。
①冬モードの室内通気・・・
夏モードで開放していた窓は閉めることになります。これは生活していれば当たり前のことです。
ただ前述のように『季の家』の基本性能は高断熱、高気密住宅ですので、冬場はこの基本性能を取り戻してあげるだけでよいということです。
ただし閉め切った状況では、やはり換気量が不足することになります。そのため夏場に開放した窓に代わって、開閉式の給気口を設けることになります。このとき夏場に考慮した風の通り道と同様に、季節風の向きを考えて直接季節風が吹き込まない位置に取り付けたり、家全体の換気のことを考慮しなければいけません。