循環型社会の家造り-14
2019.01.21
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一般的にこのストローが細く繊維が密であれば、木目は細かく硬い木になります。
これが広葉樹(葉が広い落葉樹)です。
反対にストローが大きく繊維が広ければ、木目が大きな柔らかい木になります。
これが針葉樹(葉が針のように尖っている常緑樹)です。
この2つは成長の早さに差があり広葉樹に対して針葉樹のほうが成長が早く、その分繊維もまっすぐです。建築の構造材として使われるのは主にこの針葉樹です。
木が水に浮くことは周知の事実ですが、これは木がこのストローの空洞で形作られている証拠でもあるのです。
また、このストローは方向性を持っています。
つまり成長方向に並んで束ねられているのです。
木材は縦方向にはオノで簡単に割ることができますが、横方向にはできません。
横方向に切断するためにはノコギリで、ストローの一本ずつを切断していかねばならないからなのです。