自分が行っている仕事の社会的使命とは何なんでしょうか？

真面目に家を造る事が自分お仕事です。でもその中身が大手でも何処でもやっている規格型の住宅では意味がありません。

大手では出来ない地元材、天竜杉の家を造ること、規格型の間取りではなく家族を一体とした基本設計で個室を排除した家造りをする事、などでしょうか。

それを実直に真面目に行っているだけですが、それを維持できるように余分な経費を掛けないように、なるべく自分だけでやっていくことです。

こちらの事情は置いておくとして、その社会的な使命は、やはり個室を排除した家を造るというところでしょうか。

今、社会で問題になっているひきこもり。犯罪者の温床とも見られそうな状況ですが、この原因は私が所属する住宅産業にあるのです。

戦後の経済成長時代から続く、3LDK,4LDKという個室を住宅の中心に捕らえる家造りは私達住宅産業がリードしてきたのですから。

こんな間違った間取りが一般的になってしまった功罪をちゃんと整理してお客様に接するべきなのです。

しょうがない、私だけでもいいから正しいことだけを正しいと言って商売するしかありません。

どうぞ皆さん、大切なマイホームをひきこもりの巣などにしてはいけません。

すべては家を造るときに掛かっていますよ！！