いま、事務所の裏の敷地では、セ〇スイハウスの新築工事が行われています。

今日は快晴の中で上棟のようです。

この大手さんの工法はいつも驚くことばかりなのですが、基礎がなんとベース部分のない布基礎なんですよね。

その内部に一般的に見たら防湿コンクリートを打っただけなんです。

敷地はうちと隣接ですから、地盤調査をしても優良地盤とは般手負いされないはずです。

にもかかわらず、地盤改良工事もせずに布基礎のしかもベース部分が無いような構造の基礎で本当にもつのでしょうか？？？

しかも今日の作業で驚いたことに、この建物には土台がありません。

集成材の柱を端部を金物で直接基礎に建てています。

これらを先進の工法として宣伝しているようですが、建築のプロから見ればあきらかに効率化の名の下の手抜き工事です。

この建物に私たちが作っている建物の何倍かの費用を掛けさせるのは、明らかに詐欺です。

この効率化を最大限生かした安物の家を効果に見せて売る会社などは建築会社とはいえません。

とはいってもこういう大手の営業マンの声だけを信じる人はとっても多いのです。

皆さん、ぜひ自分で考えて建築してください、建築の原理原則はそんなに難しくはありません、ぜひご自分でよく考えて業者を選んでください。