循環型社会の家造り-4

2019.01.16
category: ブログ

1-2、今の国の姿勢(二酸化炭素削減への取り組みについて)

 このような地球の破滅を迎えないために世界的な取り組みが行われています。

 1992年にスタートした「気候変動枠組条約」は世界の国々が参加して地球全体の温室効果ガスの濃度を安定させることを目的とした、もっとも大きな国際会議です。

 1997年12月に日本で行われた第3回京都会議(地球温暖化防止京都会議と呼ばれているものです)では、先進国それぞれの温室効果ガスの削減目標が定められました。

 もちろん日本の目標値も定められました。それは「1990年の温室効果ガスの排出量を基準に、2012年までにその6%を削減する」というものです。

 ただ現実には、1995年時点で逆に10%増えてしまっているのが現状であり目標到達はたいへん困難な状況であるといわざるを得ません。