世の中の常識というものは、知らない間に少しずつ進むものである。

住宅内でのトイレを考える時、数十年前に自宅トイレでは立って小便をしない男子があらわれた。

トイレ掃除をするお母さんからの希望で始まったとか・・・。

確かそのときの数値ですでに30％くらいだったと記憶している。

それから数十年経った今、その数値は50％を越え、男子であっても将の時に座るのが常識になっているという意見もある。

これを聞いてどう思うであろうか？

数十年前に初めて聞いたとき、私はあり得ない事が起きている、と感じた。

しかし確かに掃除をする人にとっては、至極当然な欲求ではないかと思うようになってきました。

年端の行かない男子にトイレを教える時から座ってしようね、と教え込めばそれはもはや常識にならざるを得ないのである。

頭の固い私達にとっては信じられないようなことも、時代が進めば常識も変わってくるのである。

これに気が付かないと、変なところで自分ばかりが頑張ってしまう事になる。

時代に耳を傾けるのも、また重要なことなのである。